警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係 (文書解読係) に所属する肉体派熱血刑事・矢代朋 (波瑠) と、文字フェチの頭脳派刑事・鳴海理沙 (鈴木京香) がバディを組み、“文字”を糸口に未解決事件を捜査する新感覚の爽快ミステリー『未解決の女 警視庁文書捜査官』のスペシャル!
エピソード1
緋色のシグナル
警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係に所属する熱血刑事・矢代朋 (波瑠) はある日、文字フェチの先輩刑事・鳴海理沙 (鈴木京香) と主任・草加慎司 (遠藤憲一) とともに、京都府警を訪ねる。実は3日前、京都市内で喫茶店経営者・武村勇介 (河相我聞) の遺体とともに、「男」という漢字が3つ連なる赤インク文字が発見されるという、異様な事件が発生。奇しくも、5年前には東京都内でもIT業界の人間がふたり相次いで殺され、それぞれの現場に「蟲」と「品」という赤インク文字が残されていたのだが、いずれも未解決のまま時が流れていたのだ。