ピュア
軽度の知的障害をもつ主人公・優香(和久井映見)。だがオブジェ作りに関しては天性の才能を持っている。従兄弟の涼(高橋克典)が優香の作品を応募し、優香は一躍時の人になる。しかし、母・孝子(風吹ジュン)は優香の知的障害を理由に興味本位に報道されることを恐れる。従兄弟の涼も、普段から健常者と同じように優香を社会に出すべきだと言ってはいたが、いざマスコミが押しかけると優香をかばってしまう。一方、フリー記者・徹(堤真一)はマスコミという立場から興味本位の報道に巻き込まれ、孝子や涼から誤解を受け敵視されるが、優香は「徹さんは本当のことを教えてくれる」と次第に興味を持つようになっていく・・・。