ハーレム・アイスの少女たちは、遊び心と強い意志を持った、ハーレム出身のフィギュアスケート選手だ。最後の競技会に備える彼女たちは、氷上で最も多様性に富んだチームとして際立っている。トーリはパフォーマーとして輝きたいが、注意力に欠けている。もうすぐ17歳になるアシュリーは、チームを率いるプレッシャーを感じ、新メンバーのエイドリアナはまだチームに慣れていない。彼女たちは実力を発揮して、競技会でメダルを獲得し、最高の演技でシーズンを終えることができるのだろうか。

土壇場でのケガがハーレム・アイスの最後の競技会に影響を与える。競技シーズンを残念な形で終えたエイドリアナは、フィギュアスケーティング・イン・ハーレム・パフォーマンス・チームとともにレークプラシッドに向かう。彼女は大学進学を目指す上級生のアリヤナや他のチームメートに合流し、オリンピック選手との一生に一度の機会を楽しむ。エイドリアナ、アリヤナ、そしてチームは、世界最高のスケーターたちと肩を並べることができるのか。

フィギュアスケーティング・イン・ハーレムでは、生徒やスタッフが年に一度の大イベント、アイスショーの準備でピリピリしている。衣装や振り付けの準備も整い、少女たちはソロを滑る３人の枠をめぐって競い合う。オーディションの結果、アシュリー、アリヤナ、エイドリアナが、人生を変える経験となる海外遠征のメンバーに選ばれる。トーリはメンバーに選ばれなかったが、控えとなる。彼女は海外遠征に参加できるのか、それともハーレムに残されることになるのか。

毎年開催されるアイスショーでは、張りつめた空気が漂う。アリヤナとエイドリアナはアイスショーに全力を尽くすため、恐怖と失望を乗り越えねばならない。大きな節目を迎えたアシュリーは、自分の将来を見つめて感情的になる。海外遠征参加への望みをかけるトーリは、遠征の代表メンバーが発表されるアイスショーで、控えからの繰り上げを願うが、彼女の名前は呼ばれない。

フィギュアスケーティング・イン・ハーレムのアンバサダーたちは、南アフリカの少女たち（９マイルズプログラムの参加者）にスケートを教える準備をしながら、期待と不安でいっぱいになる。少女たちはサーフィンの特別レッスンに尻込みするが、新しいシスターフッドから学んだ教訓をハーレムに持ち帰る。今期のシーズンが終わりに近づき、彼女たちは自身の強みや可能性、将来に目を向け始める。