何てことのない堕落したひどい日常でも、マック、チャーリー、デニス、フランク、ディーにかかれば芸術となる。「フィラデルフィアは今日も晴れ」に登場するのは、閑古鳥が鳴くパブの共同経営者たち。時には生活保護制度を悪用し、捨てられた赤ん坊を利用し、身体障がい者のふりをし、警官になりすまし、葬儀をでっちあげる。金儲けのためなら悪巧みでも何でも手段を選ばない。
エピソード1
人種差別主義者になる一行
バーのプロモーターとしてディーの友人であるテレルを雇った一行は、予想以上の結果を得ることになる。チャーリーが思いを寄せるウェイトレスは、チャーリーの不適切な発言を耳にする。自分が人種差別主義者ではないことを証明するために、チャーリーはマックと共に黒人の友人を探し求める。
エピソード2
中絶を望むチャーリー
チャーリーは過去に出会った女性から、自分が彼女の子どもの父親であることを告げられる。神経をとがらせるチャーリーだったが、父親として行動するうちに思いがけないメリットを見いだす。一方、命を守るための活動に対する情熱がセックスにつながるかもしれないと気づいたマックは、活動により真剣に取り組むようになる。デニスは中絶集会を女性との出会いの場として利用し、マックと同じレベルまで落ちる。
エピソード3
未成年者の飲酒:国民的な懸念
未成年の客が増えていることに気付いた一行は、若者のために柔軟な対応を行うことに。道徳と義務に関する懸念を緩和し、利益を上げ、自分たちの高校時代をやり直し人気者になる第2のチャンスを掴む。だが結局、高校生たちの些細な権力争いや恋愛模様に巻き込まれてしまう。
エピソード4
癌になったチャーリー
チャーリーが癌になったかもしれないと知った仲間は彼の苦しみを和らげるために浅はかな計画を立てるが、チャーリーの診断結果には、ある事実が隠されていた。一方、マックは虚栄心を満たすためにトランスジェンダーの女性と関係を持ち、自分がナルシストであることを証明する。
エピソード5
銃フィーバー
バーの金庫が盗まれたことを受け、銃を購入することに。ほどなくして「銃フィーバー」が巻き起こり、デニスとマックは内に秘めたたくましさを爆発させ泥棒を捕まえることを誓う。チャーリーもまた立ち上がり、口うるさい大家を銃で脅す。一方、銃フィーバーに巻き込まれディーは銃に興味があるように見せかけて、自分にそれほど興味がないらしいコリンと契約を結ぼうとする。
エピソード6
死んだ男を発見する一行
バーの客が遺体で発見された。マックとデニスは死んだ客の孫娘に近づくため、客と知り合いだったふりをする。一方、ディーが寝たきりの祖父を訪問するにあたりチャーリーが付き添うが、彼の計画に巻き込まれたチャーリーは危険な状況に陥り、驚きの発見をする。
ロブ・マケルヘニー
グレン・ハワート
チャーリー・デイ
ケイトリン・オルソン
ダニー・デヴィート
メアリー・エリザベス・エリス
デヴィッド・ホーンズビー
Tom Lofaro
マイケル・ロテンバーグ
Nicholas Frenkel
Megan Ganz