荒ぶる神々を宿し、銃弾をも弾き返す力を与えるディヴァイン・タトゥー。捨てられた街、暁特区の不法居住区B1<ビーワン>で逃がし屋を生業とする青年・ヤマトは、困っている人間を誰でも助ける男。ある日、ヤマトは「暁の英雄」と呼ばれる男、『ケルベロス』のタトゥーの宿主<スカード>エイジと出会う。一戦を交え意気投合する二人だが、特区外のマフィア・ダスクの陰謀により、戦いに巻き込まれてしまう…
ダスクとの戦いの後、ヤマトは病院で『警視庁公安部総務課スカード対策特務係』であるコウガに拘束されていた。「エイジは死んだ」と強く言われ、ヤマトはエイジから受け継いだタトゥー『ケルベロス』を公安特務のために使うようコウガに迫られる。大切な弟・ミナトをも人質に取られ、選択の余地はないと思われたヤマト。更に収容された仲間を取り戻すため、『ダスク』が病院を襲撃。悩む兄に、ミナトはある言葉を伝える。
ヤマトはヘリオスのメンバーにエイジの死の顛末を伝えるが、エイジの死に関わった可能性がある謎の男『フェンリル』のスカードとの関係を疑われる。更に「ケルベロスを返せ」とエイジの弟・カズマと衝突。そんな中、ヘリオスと対立しているチームアルテミスに追われる少女が助けを求めてやってくる。少女を逃がすため動くヤマトとカズマだったが、その先にはアルテミスのスカード、ランとジンが立ちふさがる。
『フェンリル』のスカードを探すカズマと、その後を追っていたヤマトは、街に響く破壊音を聞く。幾つもの大きな爪痕が残るものの、そこに『フェンリル』の姿はなかった。一方、公安特務の2人がティターンを訪れる。鉢合わせしたヤマトは身の危険を感じ逃走するが、イツキがそれを追う。残ったカズマも『ケルベロス』を拘束しようと動くコウガと衝突。刃を振り下ろすも、コウガのタトゥー『ファフニール』によって阻まれてしまう…
アルテミスのランとジンは外部マフィア・ダスクとの内通者と、アルテミス構成員を襲撃した『フェンリル』のスカードを追っていた。2人は『フェンリル』の情報を手に入れるためにヘリオスの拠点であるティターンを訪れる。そこで明かされる事実とは…。更にランとジンはこの事件を打開するため、先代『フレスヴェルグ』のスカードであり、師でもある男がいる児童養護施設を訪れる。昔と変わらず2人を迎え入れる先代だったが…
虎尊イツキは公安特務の下、幼少期から戦闘のためだけに育てられた過去を持つ。彼は以前ヤマトが見せた捨て身の戦いに、いまだかつて抱いたことのない感情を覚えていた。公安特務が軟禁しているヤマトの弟・ミナトの元へ出向き、ヤマトに関して尋ねるもその感情に答えは出ない。その頃、カズマは度重なる戦闘で疲労し、熱を出していた。カガミの説得により療養することにしたが、ヤマトがカズマにたまご酒を作ると言い出し…!?
高坂篤志
嵐柴エイジ
千葉翔也
Kazuma Arashiba
榎木淳弥
Kagami Sakishima
八代拓
龍眞コウガ
畠中祐
虎尊イツキ