エピソード1
嫁姑バトル始まる!
東京郊外の賃貸マンションに暮らす藤木七海(薬師丸ひろ子)は35歳の主婦。建設会社に勤務するサラリーマンの夫・渡(上川隆也)と、小学校5年の長男・龍之介(小池城太朗)、小学校2年の長女・奈津(望月瑛蘭)の4人家族。ある日、渡は父・昭吾(竜雷太)と母・達子(沢田亜矢子)から、一緒に住まないかという話をもちかけられる。昭吾と達子は長男夫婦と同居するために自宅を二世帯住宅に作り替えたのだが、突然長男の大阪転勤が決まってしまったというのだ。渡はさっそく七海に相談。姑・達子を少々苦手とする七海は、渡の両親との同居には気乗りがしないようだったが、同居すれば家賃がタダになりマイホームの頭金が貯められること、姑が子供の面倒を見てくれればまた働きに出られることなど、渡の説得材料に気持ちが変化しはじめ、ついに二世帯同居を決断。数週間後、渡・七海一家は二世帯住居へ引っ越してきた。そこで、嫁に出ているがちょくちょく実家に顔を出している渡の妹・三谷里美(横山めぐみ)とその息子・博貴(村上雄太)や、渡の末の弟・浩介(吉沢悠)も現れ、藤木一家は引っ越し祝いの夕食のテーブルを囲む。しかし、七海は達子に気を遣ってしまい、いっこうに食事に手をつけられない。さらに話題は龍之介の進学の話へ発展。中学は公立でよいと思っている七海に対し、息子3人をお受験させ名門校に入れた実績を持つ、お受験のエキスパート・達子は驚きを露わに。そんな中、七海に朗報が届く。出産前まで働いていた建設会社の同僚・牧野国子(磯野貴理子)によると、会社が台所のリフォームを手がける新部門を設立するらしい。そして国子は七海がそこで働けるよう、上司に話を通してくれることに。しかしそんな折、ある事実が発覚!龍之介が今までひた隠しにしていた算数テストの答案が、達子に見つかってしまったのだ。孫の勉強のできなさに腰をぬかす達子。これをきっかけに藤木家のお受験狂奏曲、嫁姑バトルの幕が切って落とされる! ※作品のオリジナリティを尊重し、放送当時のまま配信いたします。
46分 · 2002年10月11日
0+