独自の文化を築き、今や世界の人々から愛される日本食。日本を代表する一流の料理人たちが切り干し大根の煮物や子持ち鮎の塩焼きなど、料理の理論的な解説や和食を和食たらしめる料理の技法を紹介し、未来に継承すべき日本料理の素晴らしさを伝えていく。
エピソード3
瓢亭の八寸
老舗料亭「瓢亭」第十五代目当主・髙橋義弘氏が、懐石料理の八寸を紹介。茶会を原点とし時代に合わせ形を変えてきた懐石料理とその中での八寸の位置付け、名物「瓢亭玉子」を基軸とした美しい季節の料理を堪能。
エピソード4
名残り子持ち鮎の塩焼き
京都下鴨の地に店を構える、ミシュランの星も持つ名店「京懐石 吉泉」。一代で名店を築き上げた谷河吉巳が、秋の季節の風物詩ともいえる子持ち鮎の塩焼きを紹介。日本が継承すべき文化を感じる一品をご覧あれ。
エピソード5
鰻の蒲焼き
東京日本橋に店を構える鰻の老舗「日本橋いづもや」。三代目・岩本公宏氏が関東風の鰻の蒲焼き、鰻重を紹介する。鰻文化の継承に尽力する岩本の想いと、熟練した鰻職人の技をたっぷりと堪能できる。
エピソード6
そばがき
麻布十番の蕎麦の名店「総本家 更科堀井」。九代目の堀井良教氏が、蕎麦粉を使った伝統料理そばがきを紹介する。そば切りが主流となるはるか昔より受け継がれているそばがきの作り方や特徴を堪能できる。