元刑事、現探偵のパク·ビョンシクは、ジュンスの変死事件の現場を訪れる。結婚15年目の専業主婦ヘジンは北海道へ旅行に行き、年下男性ジュンスに偶然出会う。夫の不倫に失望して旅立ったヘジン、友人の死を確認するために再び日本を訪れたジュンス。極限状態の2人は、痛みの共通点を探しながら交情を結んでいくが…

アイスクリームを食べながら歩いていると、向かい側にジュンスの姿が見え、緊張がほぐれるヘジン。ジュンスはまぬけな表情でタップダンスを踊り始める。ヘジンは、そんなジュンスを呆れたような目で見つめながらも、笑みを浮かべる。一方で、夫の不倫相手からは憎悪よりも若さが感じられ、それを羨ましく思うが···

ウィンクをしながら何かを指さすソングの全身写真。その写真を取り外すと、壁に打ち込まれた金庫が見える。金庫を開けたジュンスは、小切手と現金を取り出す。リュックサックから２つのパスポートを取り出し、自分の名前とソングの名前をまじまじと見つめる。そして、金庫の中にしまい、再び全身写真をかける。

ヘジンはドンウォンに自分の男性問題を打ち明けつつ、ドンウォンの不倫についても言及する。ドンウォンは、自身の不倫の事実を知っていたヘジンに驚きを隠せないものの、堂々とした態度を取る。一方で、ヘジンはダエに遭遇し、大きな衝撃を受ける。ドンウォンは職を変え、一段とダエに執着する姿を見せるが…

ヘジンとドンウォンは互いの男女関係について話し合う。不倫について激しく言い争うが、ヘジンの一夜限りの関係にドンウォンは怒り、ヘジンは申し訳ない気持ちになる。ダエは、ジュンスとソングが自分を賭けの道具としていたことに不快感を覚える。ジュンスがソングの真似をしていたという事実にも激怒するが…