アダムは病院の外で産気づいた妊婦と遭遇。アダムはその様子から臍帯脱出していると考え、緊急帝王切開で無事赤ちゃんを取り上げる。友人のグレッグが結婚することになりその介添人に指名されたアダム。グレッグの独身お別れ会の連絡を取る暇すらなく、新人のシュルティと患者の対応に右往左往する。どうにか仕事を切り上げ会場に向かうアダムだったが、ロックハートから病院へ戻ってほしいと連絡が入る。アダムは会場を後に病院へ引き返す。すると仮病だと思い、帰宅させたエリカが運び込まれる。妊娠高血圧腎症で胎盤剥離を起こしていたと分かり、まだ25週目の胎児を取り上げることとなり…。

アダムは25週で生まれてきたエリカの赤ん坊のことが頭から離れない。自分が妊娠高血圧腎症を見逃した罪悪感に苛まれ塞ぎ込む。この誤診の件ですっかり神経質になったアダムは、夜中に胸の痛みを訴えたウィンニッカを、検査で異常がないにもかかわらず心臓の医師に回そうとする。結果、アダムの指示で診察を依頼したシュルティは先方の医師からこっぴどく叱られる。アダムは救急外来で卵巣捻転が疑われるルースという女性を診察し、手術が必要だと考えるが、同僚のジュリアンとロックハートから帰宅させろと言われる。しかし苦しそうな様子のルースを目にしたアダムは彼女の緊急手術を行うが…。

ハリーを紹介するため両親をオペラに誘う。だが、アダムは遅刻してしまい母親のヴェロニクは機嫌が悪い。ヴェロニクの頑なな態度にアダムはヤケになり、ハリーの気持ちを鑑みず「結婚する」と宣言してしまう。ロックハートは大臣の視察のために、院内を取り繕うよう命令する。ところが警報器は故障し鳴り止まないうえ、水中出産の部屋は血だらけ。一方、シュルティは妊婦のアナが夫のDVを受けていると知り、なんとかアナの力になろうと奮闘する。そんな時、アダムが親しみを感じていたウィンニッカが突然亡くなり、その葬儀に参列したアダムは墓地を歩きながら改めてプロポーズするが…。

アダムとシュルティはロックハートに呼ばれ、エリカからの苦情の申し立ての件で陳述書に事実を書くよう念を押される。庇ってくれるはずのロックハートから急に梯子を外されたアダムは窮地に陥る。病棟でアダムは三つ子のお産があると聞かされ、めったにない三つ子の帝王切開に立ち会うことを望んだが、担当コンサルタントのホートンはシュルティに三つ子を担当させ、アダムには救急外来へ行くように指示、アダムは冷たくあしらわれてしまう。そんな時、救急外来で心停止した妊婦と赤ちゃんを緊急帝王切開で見事に救ったアダム。その姿を見てエリカの姉ポーラは苦情の申し立てを取り下げることにするが…。

エリカからの苦情は取り下げられたはずなのに、再び苦情の申し立てを知らせる手紙を受け取ったアダム。匿名で審議会にアダムのことを訴えた人間がいることを知り、職場の同僚ではないかとアダムは疑心暗鬼に陥る。明日は試験だというシュルティは、勉強したいが仕事で時間が取れない。おまけに不妊治療の患者とトラブル。そんな時、アダムから婚約披露パーティーに誘われ、ベンを連れてアダムのパーティーに向かう。シュルティは酔っ払いアダムの前で審議会の言葉を口にしてしまう。アダムは通報者がシュルティだと思い込み、大声をあげる。そこにトレイシーが現れ、彼女が通報したことを打ち明け…。

ハリーと別れたアダムはグレッグとエマの家に居候中。そんな時アダムはセント･アグネスへ代診に出かける。夜のシフトで出勤したシュルティは、非常勤のレジストラーが現れないと聞かされ、しかも新しいSHOのアルの面倒も見ることに。一方、アダムは入院中のキャスリーンの赤ん坊を取り上げることになるが、彼女は分娩後出血を起こす。ところがここには、必要な輸血用血液も薬も満足になく、見た目ばかりの病院だとアダムは愕然。NHSへキャスリーンを搬送することになる。シュルティはキャスリーンに見事な処置を施し、彼女を救う。ところがシュルティは休暇を入れ病院をあとにして…。