北極を象徴する動物・ホッキョクグマ。観察が難しいため、実はいまだに謎の多い動物だ。近年、暖冬による環境の変化によってホッキョクグマは生存の危機にあった。そこで、野生のホッキョクグマ親子を追跡し、どのように生き抜いていくのかを観察する。
エピソード1
春
春、野生のホッキョクグマの親子を追いかけるため向かったのは、ノルウェー北方に浮かぶスバールバル諸島のエッジ島。ホッキョクグマの巣穴の中には、母親と2頭の子グマがいた。プロジェクトチームは母親をライラ、子供たちをミキとルカと名付ける。(C) BBC 2012
エピソード2
夏
初夏となり、ゴードン・ブキャナンとプロジェクトチームは、春に見つけたホッキョクグマの親子の追跡を再開するため、スバールバル諸島に戻る。発信器付きの首輪を頼りに、母グマのライラと2頭の子供を探し始める。
エピソード3
秋から冬へ
9月、ライラの首輪の発信器が壊れたようで、1か月もの間、情報が途絶えていた。捜索は困難を極めるかに思えたが、プロジェクトチームはライラを発見する。ミキも一緒だ。しかし食べ物が少なく、コケや海藻くらいしか食べていないライラはやせ細り衰弱していた。(C) BBC 2012
Gordon Buchanan
Saritha Wilkinson
Ted Oakes
Tim Martin