復活

ある豪雨の夜、一人の男が血だらけの子供を抱えて元賭博師ソ・ジェスと娘ウナの暮らす貧しい家を訪ね、子供を預けて去って行った。子供は名前をハウンと名付けられた。

ハウンは、イム・デシクの死が自殺ではないと確信して捜査を進める。 ハウンの上司かつハウンの父親ゴナ刑事の同僚だったキョン・ギド刑事も２０年前の事件と今回の事件の関連性を直感して捜査に取り掛かる。一方でチェ・ドンチャンは、デシク自殺事件が他殺だと疑って捜査を行っている刑事の正体が、２０年前に死んだはずのゴナ刑事の息子だと気が付いて…！？

ウナはハウンに想いを伝えるが、ハウンは笑って誤魔化してしまう。それを見たウナはショックで家を出て行き、連絡がつかなくなってしまう。一方でギド刑事は、これ以上の捜査は危険だとハウンに対して捜査中止命令を出して、一人で死刑囚ヤン・マンチョルのもとを訪れる。そこで、先輩ゴナ刑事の息子がハウンであることを知り…！？

２０年前に事故死したはずのゴナ刑事の息子ガンヒョクがハウンだという事実を知ったギド刑事は、ハウン本人に真実を伝えようとするもドンチャンの指示で何者かに刺されてしまう！さらに、ドンチャンの思惑で無い罪を着せられたハウンは、事件の真相を暴くまでは捕まることはできないと決意して、逃亡を試みる…！

ハウンはドンチャンに汚職の罪を着せられたことで逃亡しながらも、弟シンヒョクが宿泊するロビーで彼の姿を２０年ぶりに目撃する。再開した兄弟は喜びを分かち合い、父と兄の死に責任を感じて生きてきたシンヒョクに笑顔が戻ったと思われたが…！？

ハウンは、自分が死んだということにして、弟シンヒョクとして”復活”することで復讐を胸に誓うのだった。一方で、ハウンが死んだと聞いて悲しみにくれるウナとジェス。自分の葬儀が執り行われる様子を、ハウンはシンヒョクとして遠くから見つめていた…。