2002年、プラチュアップ。高校3年生のナットとポップは幼なじみの親友だった。進路選択を控えるなか、ポップは創立記念日のイベントでギターを披露するため、ギターコードを必死に調べていた。ある日の学校帰り、かき氷を食べながらポップからその動機を聞いたナットは呆れて先に帰ってしまう。ナットが拗ねる理由が分からないポップは、ナットの家を訪ねるのだが…。
ポップはナットに誘われ一緒に医学部を受験することを約束する。しかし試験当日、ポップは現れなかった。ナットはポップを問い詰めるもはっきりと理由を言わず、怒ったナットは次第にポップを避けるように。そんな折、クラスで卒業アルバムの写真を撮ることになる。その後、学校に姿を見せなくなったポップだったが、ナットはゴンからの話でポップがバンコクへ引っ越すことを知る。
ようやく学校に現れたポップ。ポップはナットの家に泊まりたいと頼み、2人は昔話をしながらその夜を過ごすのだった。だが翌日ナットが目覚めると…。時は2006年、4年ぶりにポップはプラチュアップへ帰ってきた。ポップはナットの家を訪ね、ちょうど帰宅したナットと言葉を交わすのだが…。その後ゴンからの電話でポップが帰ってきた理由を聞かされたナットは…。
最終バスでバンコクへ戻ろうとしていたポップを引き留めたナット。4年ぶりに再会し、ナットはこの4年間のことや戻ってきた理由をポップに聞く。ようやくわだかまりが解けたナットとポップは、一夜明け、懐かしいプラチュアップを満喫するべく、学校へ行ったりかき氷を食べたりして、あっという間に以前に戻ったかのように一緒の時間を過ごすのだった。
ポップの姉パットからの電話に出たナットは、ポップの担当医が先輩のサルットだということを知る。ナットはサルットに直接電話をし、ポップの病状や治療法を聞く。ナットはポップを2人が出会った海に連れ出し、幼い頃の話をするのだった。そしてナットはポップにある約束をする。翌日、ポップはナットと一緒に病院へ戻るのだった。
手術をするポップを見守るナットだったが、心配で落ち着かない。その様子に気づいたターに促され、ナットの兄ノートは弟ナットに声をかけ、ノートなりにナットを励ます。ナットは手術を終えたポップに電話をすると、ある贈り物をしたいと伝えるのだった。ポップが入院する病院で研修中の大学の同期プーンから連絡をもらったナットは、プーンからの相談に自身の経験から自分の考えを話す。
Teshin Anusananan
Nut
Supakrit Charoonmatha
Phob
ウォルート・チャワリットルティウォン
出演者
サリカー・サートシンスパー
ピーラウィット・アッタチットサターポーン