関ヶ原の戦いの後、徳川の天下に変わっていく中、戦国一のかぶき者と恐れられた前田慶次(藤竜也)は石田三成の遺児・新九郎(中村蒼)を息子と偽り米沢の地でひっそり暮らしていた。慶次を実の父親と信じる新九郎は、徳川が上杉家の取り潰しを画策しているといううわさもあるというのに、風流三昧で、酒好きのオヤジ、慶次に反発を覚える。そんな中、慶次の命を狙い伊達藩のろう人・北川次右衛門(角田信朗)が戦いを挑んでくる。[TAIG](C)NHK
慶次(藤竜也)が息子・新九郎(中村蒼)と暮らす米沢の地に、実の娘・佐乃(西内まりや)が父親である慶次を金沢に連れ戻すためやってきて、慶次と母違いの兄妹の不思議な同居生活が始まる。上杉藩は、与板組と馬廻組と二つの勢力が反目していた。徳川の無理難題のため金の工面をする上杉藩。その中で、馬廻組の勘定頭・安田継之丞(神尾佑)は、徳川から上杉潰しのために送り込まれた天徳和尚(伊武雅刀)に唆され謀反を企てる。[TAIG](C)NHK
慶次(藤竜也)から、まだ一人前でないと城への出仕を許されずもんもんとした日々を送る新九郎(中村蒼)は徳川からの無理難題を受け入れる上杉藩の弱腰に反発し、自らの命を引き換えに強い上杉を望む若手リーダー・安田勝之進(工藤阿須加)に誘われ直訴計画に加わる。同時に、天徳和尚の命を受け、雫(壇蜜)が慶次の下男・又吉(火野正平)の前に現れる。新九郎たちが直訴を決行する当日の夜、彼らの前に慶次が立ちふさがる。[TAIG](C)NHK
米沢の慶次(藤竜也)のもとに、金沢から妻である美津(江波杏子)が上の娘の華(青山倫子)とともにやってくる。下の娘の佐乃(西内まりや)から連絡がなかったからだ。下女・竹(田畑智子)は戦々恐々としている。竹は、美津から慶次の世話をするために送りつけられていたのに、新九郎(中村蒼)の存在を八年間伝えていなかったのだ。大騒ぎの前田家。慶次は、酒亭・雪夜のおかみ(笛木優子)のもとに逃げ込む。そこに美津が…。[TAIG](C)NHK
米沢の慶次(藤竜也)の元に、金沢から妻の美津(江波杏子)と上の娘の華(青山倫子)がやってくる。居心地の悪い新九郎(中村蒼)と下女の竹(田畑智子)。そんな中、石田三成の子が隠れ住むという噂(うわさ)が流れる。慶次が噂の元をたどっていくと、噂を流したのは天徳和尚(伊武雅刀)ということが分かる。一方、その秘密を探るべく江戸から送り込まれた間者の雫(壇蜜)が又吉(火野正平)に近づく。[TAIG](C)NHK
石田三成の子が米沢の地にいるとのうわさに上杉家中は大騒ぎとなる。慶次(藤竜也)は、怪しむ妻の美津(江波杏子)に息子の新九郎(中村蒼)が石田三成の子である事実を告げる。一方、新九郎のほうは、親友の安田勝之進(工藤阿須加)が、妹の佐乃に好意を持っていることを知り二人を結び付けようとする。そんな中、慶次と新九郎に危険が迫っていることを察知した美津は、慶次を信じ娘の華(青山倫子)と金沢に帰る。[TAIG](C)NHK
藤竜也
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