今日はガルフコースト動物医療病院の医師たちにとって初めての日。６歳になるホワイトベンガルタイガーのニアが緊急手術のためやってきた。一方、小さな子犬の女の子ハーレーは、手術でしか治すことのできない足の骨折を患う。オカメインコのスピリットは喉に腫瘤を患い、そして９歳になる「公爵夫人」と名付けられたラブラドール雑種犬は、彼女の生命を救うため、脳の近くにある腫瘍を取り除く手術に挑む。

呼吸器疾患の診断が必要な体長5.5メートルのアミメニシキヘビ。スタッフは苦戦しながらも、レントゲン撮影を受けさせる。ヒューストン動物園から運び込まれた骨折したアオコブホウカンチョウ。高齢だがはたして手術は可能なのか？さらには、のう胞を除去する危険な手術が必要なダルメシアンがやってきたり、11歳のラブラドール・ミックスの飼い主は難しい決断を迫られたり、ジャーマン・シェパードの人工股関節置換手術を行ったり、さまざまな患者が集うガルフコースト動物病院の１日を追う。

血を流し、足先を失った状態で発見された犬。そんな哀れな犬の未来を変えるべく、獣医師は義足を使った治療に挑む。顎が砕けたダックスフンドに、足が麻痺したフレンチ・ブルドッグ、体中が腫瘍に覆われたウミガメや、呼吸障害のあるラブラドール。今日もガルフコースト動物病院にはさまざまな患者がやってくる。