事件はメディアに“潜水艇事件”と呼ばれ世間の注目を集め、様々な噂や目撃証言がコペンハーゲン市警察に届く。海軍のダイバー班は容疑者が供述した海域で遺体の捜索を続けるが難航する。一方、イェンスは被害者の両親の協力を得て彼女のパソコンに残った情報を調査することに。鑑識は引き揚げた潜水艇から殺人を立証する手掛かりを探す。そんな矢先、行き詰まった捜査チームの元にある知らせが入る…。(c)2020 Fremantle. All Rights Reserved.

海岸で女性の胴体が見つかり、検死官がＤＮＡ判定と致命傷となった傷痕の調査を急ぐ。その矢先、レーダーが記録した潜水艇の航路図がようやく手に入り、海中で捜索を続けているダイバー班に届けられる。ＤＮＡ判定を待つ間もマスコミ、被害者の両親、ダイバー班、検察官らから情報を催促され苦悩するイェンスだったが、難航している海底捜査にある手段を導入してみようと思い立つ。(c)2020 Fremantle. All Rights Reserved.

イェンスは海中の遺体発見の訓練を受けたスウェーデンの警察犬を導入し、捜索範囲を特定しようと試みる。一方、捜査令状を得たマイブリットらは、容疑者の作業場からハードディスクや書籍を押収。警察犬による捜索が難航し、打ち切りも間近に迫った捜査チームは、バルト海の潮流を熟知した海洋学者の知恵を借りることにする。(c)2020 Fremantle. All Rights Reserved.

解剖の結果、遺体の頭部は致命傷を受けていないことがわかる。イェンスが頭部発見に関する記者会見を開くと、彼の思惑通り容疑者は再び自身の供述を覆し、また新しい供述を始める。容疑者の動機を立証し、被害者の死因を究明するため、ダイバー班はいまだ海底に残る両腕を捜索し続ける。その頃、イェンスら捜査チームは押収した容疑者のパソコンの検索履歴から、おぞましい事実を発見する。(c)2020 Fremantle. All Rights Reserved.