笑傲江湖 レジェンド・オブ・スウォーズマン

日月 (じつげつ) 神教の東方不敗 (とうほうふはい) が、かつて本拠地としていた黒木崖を奪還した。何年も前に五岳剣派によって壊滅させられたはずの魔教が、再び息を吹き返したのだ。並ぶ者のない武芸の達人である東方不敗の再起に危機感を抱いた嵩山派の掌門・左冷禅 (さ・れいぜん) は、秘伝の奥義書「辟邪剣譜 (へきじゃけんぷ)」を手に入れて対抗しようと画策。一方、剣譜の持ち主である林震南 (りん・しんなん) は、嵩山派とよしみを結ぼうと考え、華山派掌門で“君子剣”の二つ名を持つ岳不群 (がく・ふぐん) に対して、左冷禅との橋渡し役を依頼するのだった。これを受けて岳不群は、一番弟子である令狐冲 (れいこ・ちゅう) と二番弟子の労徳諾 (ろう・とくだく) を林家へと向かわせるのだが…。