舞台はベトナム戦争末期の1970年代。フランスとベトナムの血を引く大尉は、CIAと協力し南ベトナムの仲間たちと共に米・ロサンゼルスへと脱出する。しかし、彼は北ベトナム陣営のスパイだった…。
エピソード1
サイゴン陥落
南ベトナム秘密警察に勤務する“大尉”は共産主義陣営から送り込まれたスパイだった。彼は秘密警察長官である“将軍”のもと、CIA局員のクロードと協力して共産主義者摘発の任務を負っていたが...。
エピソード2
矛盾
アメリカに亡命したのは、親米派の将軍をはじめ限られた人間だった。難民キャンプでの生活は悲惨で、やがて将軍は同胞の恨みを買うことに。将軍は次第に身内にスパイがいるのではないかと疑いを持つようになり...。
エピソード3
証拠探し
大食漢の少佐がスパイではないかと疑う将軍は、少佐の暗殺をそれとなく大尉に命じた。自分こそがスパイであるという罪悪感を抱えながらも、大尉はボンと共に少佐を監視。その過程でボンは自らの秘密を打ち明ける。
エピソード4
エキストラに台詞を
大尉は成り行きから、ベトナム戦争を描いたハリウッド映画にアドバイザーとして参加することになり、将軍の目を盗んでラナも同行する。監督はリアルさを追求したいと考えていたが、ベトナム人にはせりふがなく...。
エピソード5
将軍の野望
映画撮影中の事故で瀕死の重傷を負った大尉は、ようやく意識を取り戻した。スタジオの弁護士が賠償金の交渉にやってくるが、大尉は金額を釣り上げ、最終的に1万5000ドルとニコスからの直接の謝罪を取りつける。
エピソード6
東洋的破壊様式
将軍のベトナム奪還計画の第1弾は、先遣隊をタイに送りベトナムへの迂回路を切り開くことだった。ボンも先遣隊に加わろうとしていたが、行けば生きて戻れる可能性は限りなく低く、大尉は必死でボンを説得する。
ロバート・ダウニー・Jr
ホア・シュアンデ
スコット・リイ
Fred Nguyen Khan
トアン・リー
ティエン・パム
Tom Dang
マーク・ミュンデン
パク・チャヌク
フェルナンド・メイレレス