ERのベテラン看護師ジャッキー・ペイトンは、資金不足に苦しむマンハッタンの救命救急センターで起きた無意味な死から光を見いだそうとする。彼女の毎日は、1年生の看護師ゾーイ、男性サークルのクーパー医師の加入、そしてボーイフレンドで薬剤師のエディ・ワルツァーからもらうアデロールの秘密を守る必要性から複雑になっている。

ジャッキーと夫のケビンは、2人の娘のうち長女のグレースが不安症に苦しんでいることを心配するようになる。職場では、怒り狂った患者がジャッキーに殴りかかり、ジャッキーがパーコセット入りのコーヒーで痛みを和らげようとするが、事務のアカライタス夫人がそのコーヒーを飲んでしまう。看護学生のゾーイは、看護師に進むべきか迷い始める。この疑問は、切られた耳がトイレの中で浮き上がってきたあとに頭によぎった。

ジャッキー夫妻は、娘が不安症に苦しんでいるのではないかと疑い続けている。彼女はこの心配事を社交的で洗練されたオハラ医師に相談。職場では、心不全をチキンスープで治療することにした老人が、死ぬ前にスープを食べようと病院にやって来る。ジャッキーのボーイフレンドで薬剤師のエディは、数カ月以内に自動錠剤ディスペンサーに置き換えられると打ち明ける。

ジャッキーと夫のケビンはグレースの学校に呼び出され、担任、保健室の先生、地区の心理学者からグレースには抗不安薬の投与が必要だと告げられる。ジャッキーはこれに抵抗し、グレースは私立学校のほうがうまくいくかもしれないとケビンにたきつける。職場では、ジャングルジムから落ちた少年が。冷静なオハラは少年の命を救い、双子の兄弟の感傷的な感謝の気持ちに対処する。ゾーイは初めて患者を失う。

ゾーイにとって初めての夜勤。10歳の少女がループスを患う母親をERに連れてくる。ジャッキーは、その少女が母親の第一の介護者であることに気づく。彼女は病院の方針を破って少女に寄り添い、母親のHMO（保険維持機構）の支払い対象外の薬を持たせて家に帰す。アカライタス夫人は誤って自分にスタンガンを当ててしまう。

ジャッキーは、肺がんで瀕死の一緒に働いていた看護師から命を終わらせる助けを求められる不意うちをくらう。オハラは一歩踏み込んで、ジャッキーにとってとても悲しい日を優雅さとユーモアで切り抜ける手助けをする一方、クープの母親が胆のう発作で入院。彼がレズビアンの一人息子であることを知り、ジャッキーとオハラを喜ばせる。