シーズン第1話では、ミネソタ州の主婦ドロシー・"ドット"・ライオン(ジュノー・テンプル)が、PTAの会合での誤解から窮地に陥る。 それによりドットの義理の両親である裕福なライオン家では、その晩の夕食の会話が気まずいものとなる。 ドットの過去が彼女を悩ませるようになり、夫のウェイン(デイヴィッド・リズダール)と娘のスコッティ(シエナ・キング)との平穏な暮らしが崩れ始める。
農場主でノースダコタの保安官でもあるロイ・ティルマン(ジョン・ハム)は、“物事の自然の摂理”を回復させるため、保安官代理で息子のゲイター(ジョー・キーリー)と、えたいの知れないオル・マンチ(サム・スプルエル)の力を借りる。FBIはロイのやり方に疑念を抱く。警察官のインディラ・オルムステッド(リチャ・ムールジャニ)はドットの元を訪ね、彼女の周りで起こっている暴力的な出来事について聞き出そうとする。一方、ドットの義理の母のロレイン(ジェニファー・ジェイソン・リー)は疑念を募らせる。
ドット(ジュノー・テンプル)とウェイン(デイヴィッド・リズダール)は、ハロウィーンと、これから来るかもしれない何かのために、家を準備する。 察官のオルムステッド(リチャ・ムールジャニ)は、ロレイン(ジェニファー・ジェイソン・リー)に義理の娘のことを問いただすが、ロレインは自分の疑念とは裏腹に、内輪で物事を進めようとする。 ロイ(ジョン・ハム)はある障害を無力化し、ゲイター(ジョー・キーリー)は父親が自分たちの実態を内に留めておくのを助けるために動き出す。 方、ノースダコタ州警察のウィット・ファー(ラモーン・モリス)は並行して捜査を進め、疑惑の念を深める。
マンチ(サム・スプルエル)はロイ(ジョン・ハム)に、ビジネスはまだ終わっていないというメッセージを送る。ゲイター(ジョー・キーリー)とロイの手下たちは、計画どおりにドット(ジュノー・テンプル)を襲うが、うまくいかない。警察官のオルムステッド(リチャ・ムールジャニ)とウィット(ラモーン・モリス)は真相を突き止めようと協力するが、ドットはひと筋縄ではいかない。FBIはロイ・ティルマンから手を引くように言われる。一方ロイは、個人的にやり残したことの処理をする。
ロレイン(ジェニファー・ジェイソン・リー)はくだらないことにうんざりしていた。彼女は強力な政治的・経済的コネを使って、まずドット(ジュノー・テンプル)を押さえ込み、さらには新しい事業を始めようとする。ロイ(ジョン・ハム)はミネソタ州で手強い相手に会い、自分の主張をわかりやすく説明し、丁寧に質問する。一方、ゲイター(ジョー・キーリー)とその仲間たちは答えを待ちきれず、警察官のオルムステッド(リチャ・ムールジャニ)のもとには思いがけない訪問者がやってくる。
ミネソタ州では季節が変わろうとしている。ロレイン(ジェニファー・ジェイソン・リー)は交渉を取りやめ、FBIの訪問を受ける。ウェイン(デイヴィッド・リズダール)は療養中で、自分の人生について驚くべき発見をする。オルムステッド(リチャ・ムールジャニ)は予想外の相手に手の内を明かす。暗雲が垂れ込めてきているのを感じたロイ(ジョン・ハム)は、以前の仲間を使ってゲイター(ジョー・キーリー)ができなかったことをしようとする。
アダム・ゴールドバーグ
出演者
オリヴァ―・プラット
パトリック・ウィルソン
ボブ・オデンカーク
ティム・オリファント
U.S. Marshal Dick 'Deafy' Wickware