アリソンは33歳の女性。夫と娘たちと幸せな日々を送っている。彼女は予知夢を頻繁に見るようになる。夫が試しに彼女の夢を記録し捜査機関に送ると、テキサス･レンジャーズから連絡が。テキサス州では17歳少年による男児誘拐事件が発生していた。彼女の発言を元に捜索が始まるかに見えたが…。

デヴァロス検事のもとで働くことになったアリソンは、陪審員選びを命じられる。連続殺人犯の裁判で、確実に極刑を選択する陪審員を求めた検事が、彼女の霊能力に賭けたのだった。候補者たちの真実を感じ取り、評決に必要な人物を選び出していくアリソン。そして、犯人の死刑が確定するのだが…。

ある若い夫婦の無理心中事件が発生。デヴァロスの友人スキャンロン刑事は、ここ数年に起きた同様の事件解決に執念を燃やしていた。その訳は、彼の妹夫婦もその中に含まれていたからであった。スキャンロンを助けることを検事から依頼されるアリソン。犯行現場とされる場所でアリソンが見たモノとは?

アリソンの霊能力で殺人事件の凶器が発見される。相手弁護士ワットは、この証拠を法的に無効とするため、彼女を証言台に立たせようとする。そして迎えた裁判の当日。アリソンは、誰もが予期せぬ行動に出た。

アリソンは、夢で見た男スワンストロムと検事局で出会う。夢の中での彼は、若い女性をレイプし殺害していたが、現実には、強盗事件の通報者で、善良な市民だった。不信感をぬぐえないアリソンは、独断でスワンストロムの尾行を開始する。