Absentia

ＦＢＩ捜査官エミリー･バーンは、連続殺人犯コンラッド･ハーロウに殺害されたと思われていたが、奇跡的に家族の元に生還する。しかしエミリーには、なぜ自分が監禁されていたのか記憶がなく、また周囲の人間が新たな人生を歩んでいることを知って苦悩する。エミリーの夫ニック･デュランは彼女の失踪事件を捜査するが、エミリーが性的搾取を目的とした人身売買に手を染めている犯罪者ロバート･セメノフとつながりがあることに気づく。セメノフはエミリーに負の感情を抱いていた。ＦＢＩはセメノフの行方を突き止めるが、同時にエミリーに疑念の目を向ける。果たしてエミリーはかつての彼女のままなのだろうか？

エミリーの失踪事件への関与が疑われる連続殺人犯コンラッド･ハーロウが釈放される。事件の真相が明らかにされぬまま、エミリーは失った人生を取り戻そうと奮闘する。しかし、ある目撃者の出現により、彼女自身が犯罪に関与した疑いが強まってしまう。エミリーは疑惑を否定、目撃者はＦＢＩの誰かに偽証を強要されているに違いないと確信する。エミリーが再び家族から切り離されてしまう前に、エミリーとニックは真実を突き止めることができるのか？

エミリーに不利な証言をした目撃者が殺害され、すべての証拠が、エミリーが殺人犯であることを暗示する。ボストン警察署長トミー･ギブスがエミリーを告発しようとするが、エミリーとニックは、殺害された目撃者に偽証を強要したＦＢＩ捜査官を捜そうとする。エミリーはその捜査官が彼女の誘拐に関わっていると疑いを持つのだった。

エミリーに不利な証拠はＦＢＩやボストン警察にとってもはや無視できないものとなり、エミリーに出頭するよう要求する。そんな中、ニックとエミリーには昔の感情がよみがえっていた。エミリーは当局から逃れ、自分の人生を狂わせた謎を解き明かそうと決意する。

FBI捜査官の１人が死体で見つかり、エミリーの追跡がますます強化される。ニックは、エミリーとその生還について、すべてを疑うことに…

捜査当局からかろうじて逃れたエミリーが、ボストンに帰る。しかし、唯一頼れると思っていた人物は、逆に彼女を殺そうとしている恐れが…