著名なトレジャーハンターを父に持つダレル･ミクロスは、ナチスの改造Uボートが沈むとされる7つの地点を示す海図を入手する。ナチスはそのUボートで、略奪した財宝を運んでいたという説を信じるダレルは、ダイバーや考古学者とチームを結成。カリブ海を舞台に壮大な宝探しが始まる。

沈没したUボートがあると伝わる地点のうち、最も有望なポイントを絞り込む作業が進む。そんな中、地元の100歳近い老人から、かつてUボートの艦長を見たという興味深い情報が寄せられる。その真偽を確かめるべく、チームは新たな探索を開始。すると、ある重大な仮説が浮かび上がる。

潜水調査は悪天候に阻まれて思うように進まず、ダレルは焦りを覚える。そんな中、地元の漁師たちから「網が海底の鉄の塊に引っ掛かる場所がある」という興味深い話を聞く。その場所は海図に示された目標地点の1つと一致。チームはそこを探索すると、驚くべき物を発見する。

ダレルらが潜水調査を行う一方、チームの考古学者ガースは地上でUボートの手掛かりを探す。それぞれが海底と地上で発見した物について専門家の意見を仰ぐと、第二次大戦時代にこの海域で行われた戦闘の痕跡が浮かび上がる。次々に発見されるこれらの証拠はUボート発見につながるのか?

ハリケーンの季節が目前に迫り、残り時間はわずか。探索すべきエリアを慎重に絞り込み、徹底的な調査と検証を行った成果が実を結びつつある。はたしてUボートを発見することはできるのか? 悪天候に苦しめられ、撤退を余儀なくされる不安が募る中、新たな発見にチームの期待は最高潮に達する。