お義母さんといっしょ
視聴可能: Prime Video、FOD
女性誌には、次のようなジンクスがあるそうです。 「雑誌の売り上げが落ちたら嫁姑問題を載せろ、そうすれば盛り返す」 いつの時代にも求められている永遠のテーマ。 それが、「嫁姑問題」なのです。 これらドラマはたいていパターンが決まっています。 気難しい姑にいびられる嫁。ひたすら耐える。やがてキレる。そして対決。 しかし、この物語はちょっと違います。 嫁は、今どきの女性です。元気で勝気。本音100%。 一方、姑も豪快な肝っ玉母さん系。根は優しいのだが、口も悪くガサツ。言い訳が嫌いなので、誤解されてもうまく弁解できないタイプ。 こんな二人だから、陰湿なわけがない。 「この鬼嫁!」とののしられても「この鬼姑!」と言い返す。「私のこと、何だと思ってるの?」「はっきり言って他人です他人!」 ゴーイングマイウェイ、自分の生き方を貫く嫁と、強烈な個性を持つ姑とはことあるごとに意見が対立。 しかし、丁々発止のやり取りを繰り広げているうちに、ふと気づくと、ひとつ屋根の下。 同じ場面で同時に笑っていたりする。いつしか、同じ味付けが好きになる。そして何より、夫として息子として、ひとりの男を愛している「同志」である・・・ その事実に気づく瞬間。 しかし、ふたりは知らないのです。 そのふたりが愛している男はもうすぐいなくなってしまうことを。 「嫁と姑」は、本当の家族になれるのであろうか?

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