マンチェスターの刑事ヘレン･ウィークスは妊娠が分かり、同棲中の恋人ポールもそれを喜ぶ。一方、ヘレンの故郷ポールズフォードでは、2人の少女が相次いで行方不明になっていた。容疑者として逮捕されたのはスティーヴン･ベイツ。その妻リンダはヘレンの親友だった。ヘレンはリンダの力になるため、長年足を向けていなかった故郷へ向かう。そんななか、1人の少女の遺体が発見され…。

いまだ安否不明の少女の両親が情報提供を呼びかけるなか、浮気相手アダムの出現によりポールへの告白を迫られるヘレン。そんな時、容疑者ベイツが自殺を図ったことで彼への疑惑は一層深まる。一方、ポールは同僚の検視官フィルの協力で、遺体の死亡時期が偽装されている可能性を突き止める。帰郷してから様子のおかしいヘレンを心配し、説明を求めるポールに彼女が話したのは、衝撃の過去だった。

ヘレンは臨月を迎え産休に入るが、子供を迎える準備を巡ってポールと意見にすれ違いが生じる。ある深夜、ギャングによるものと思われる銃撃事件が発生。銃撃された女性の運転する車がバス停に衝突し、犠牲者が出てしまう。事件を知って悲嘆に暮れるヘレンだが、真相を探るべく独自に調べ始める。そんななか、襲撃に関与したギャングのメンバーが1人ずつ殺されていき…。

ポールが生前に会っていたと思われるシャーウッドの接触を受けたヘレン。その後、何者かに尾行され、身の危険を感じた彼女はアダムに慰めを求める。そんななかポールの葬儀が行われ、出席したフランクはヘレンに気になる言葉を言い残す。独自に捜査を続けるヘレンだったが、殺された少年たちが住んでいた地区の住民は一様に口を閉ざす。得られる証拠はどれもポールの不正をにおわせるものばかり。ヘレンがたどりついた真実とは…。