新羅の貴族でありながらも、亡国となった伽耶の王族の血を引くキム･ユシン (キム･ユソク) と、廃位された第25代･真智王の孫であるキム･チュンチュ (チェ･スジョン) は、本当の兄弟かのように友情と信頼を深め合っていく。そして“三韓統一"を目指して善徳女王に仕える二人は、権力にしか目をくれないスンマン王后と対立していく…!

チュンチュを救うため、キルダルと戦ったユシンは致命傷を負うが、鬼門 (キムン) の首領で廃王の愛人の子であるピヒョンに助けられ、一命を取り留める。一方、サド太后に反発するチュンチュの命を案じ、太子 (テジャ) になることを望まない父のヨンチュンは、サド太后と取引することに。

陥落したカジャム城からソラボルに戻ってきたユシンは、百済と内通したという濡れ衣を着せられ捕らえられる。ユシンを救うためチュンチュは真平 (チンピョン) 王にユシンの無罪を訴え、その忠誠心が認められたユシンはついに花郎の仲間入りを果たす。一方、百済の武 (ム) 王はキルダルを呼び、新羅征伐の先頭に立たせる。

真平王を守った功績が認められたユシンは、左方大花郎 (道義、武事、文事を管掌する最高の花郎) に昇進する。一方、キルダルとの戦いで負傷したユシンは、優しく介抱してくれる天官女に恋心を抱くようになっていた。花郎となったチュンチュは、ユシンとともに周行天下に向かい、二人は新羅の中興と三韓統一の夢を誓い合う。