ロンドン大学の学生メリッサが惨殺死体で発見された。死因は絞殺。両手を下着で縛られていた。未解決の連続猟奇殺人事件の手口と酷似していることから、ラングトン警部は同一犯の犯行と断定。新入りの巡査アナ･トラヴィスを、有力な情報を伝えてきた元麻薬課の刑事サウスウッドの元へ聴取に向かわせる。サウスウッドの証言により、ある男性が容疑者として浮上。ラングトンとトラヴィスは彼の元へ向かう。

歯列矯正の治療記録を探すため、ダニエルズ宅の家宅捜索に入ったラングトン警部たち。そこで彼らは、アランがメリッサが乗ったものと同型のベンツを所有していたことをつかむ。さらに彼のアメリカ滞在中に、当地で同様の手口の殺人が起きていたことが発覚。彼の犯行を確信したラングトンは、アナにデートを利用した潜入捜査を命じる。デートの夜、幼いころの体験を打ち明けたアランにアナの心は揺れ動くのだった。

胴体が2つに切断され口から切り裂かれた遺体が見つかり、久々にラングトンの指揮下で捜査を開始したアナ。遺体の切断面などの状況から犯人は外科手術の経験者と思われたが、大きな進展は見られず捜査は難航。身元が判明し徐々に糸口が見えてくるが、今回の事件は数十年前に迷宮入りした事件の模倣であると分かる。そんな中アナは事件の捜査を通じて新聞記者リチャード･レイノルズと出会い、2人は少しずつ距離を縮めていた。

徐々に犯人像が明らかになる中、犯人がリチャードにルイーズの私物を送りつける。犯人の残虐さに衝撃を受けるアナ。そんな中で第2の犠牲者が出るとアナは動揺を隠せない。署内のメンバーの疲れもピークに達し、ラングトンはひとまず皆を休ませるが、アナはその時にリチャードと食事をする。しかしリチャードはアナから警察の情報を盗み新聞に詳細を掲載。捜査は混乱を極め、一同が苛立つ中、犯人を知る女性から電話が入る。

チャールズが犯人と確信したアナたちは異例の捜査態勢でチャールズを追い詰める。周囲の供述によりチャールズが実の娘に中絶手術を施していたことが判明。さらにルイーズやシャロンがチャールズの屋敷を訪問していたことが明らかになると、ついにチャールズは逮捕される。家宅捜索が行われ殺害現場となった手術用の地下室も見つかったが、チャールズは隙を見て逃亡。大勢の捜査員が取り囲む中で忽然と姿を消す。

元刑事がドラッグハウスで射殺死体となって発見された。近隣の女性住民が聞いた銃声は3発だが、採取されたのは2発のみ。トラヴィスは不審に思うが指揮官のルイスに一蹴される。その後、近隣住民の息子から事件当夜にアパートを出入りした車のリストを入手。そこで浮かび上がった麻薬常習者から、ある大物売人の名が挙がる。一方鑑識も現場から意外な劇薬を押収していた。これは何を意味するのか。そして3発目はどこにあるのか。