一瞬の隙が命取り。救命に携わる全ての人間がその命を救うため真剣に戦う、1話完結の救急救命ドラマ。日常に潜む身近な事件の数々に、見ているこちらも手に汗握ること間違いなし。怒り、悲しみ、うれしさ、感動の涙、全ての感情がここにある。
エピソード1
電話越しのヒーロー
恋人との破局や母親の介護の問題など苦悩を抱える42歳のアビーは911ダイヤルの第一応答者。ある日、壁の中から泣き声がするとの通報を受け救急隊員を現場へ急行させると、排水管に生まれたばかりの赤ん坊が挟まっていた。続いて、留守番中の少女から何者かが侵入したとSOSが入るが、住所が分からない。広大な住宅街で少女の家を特定し侵入者から救うため、警察官のアシーナ、消防士のバックらと共に電話越しに奮闘する。
エピソード2
トラウマ
逆さづりのジェットコースターから乗客が転落死した。救命に携わったバックは、あと数センチのところで手が届かず1人の男性を救出できず落ち込むが、残りの4人を救出したヒーローとしてニュースでもてはやされる。全員を救助できなかったにもかかわらず、周囲から不本意な高評価を受けることに悩み、現場に立てないほどのトラウマを抱えたバックだったが、仲間の助言で命を救えなかったとしても、それを受け入れ前に進むことを学ぶのだった。
エピソード3
家族愛
ある誕生日会、エア遊具で遊んでいた父親と息子に悲運が訪れる。突然の強風でエア遊具が宙を舞い、崖を転落する。遊具内に取り残された人命の救出へ救急隊が急行する。一方、アシーナの娘が自殺未遂を起こし、家族離散の危機が迫る。また、プロポーズに失敗したチムニーは、苛立ちをボビーにぶつけて消防署を飛び出す。間もなく、チムニーから救助要請の電話を受けた仲間たちは救出先で信じられない光景を目の当たりにする。
エピソード4
最悪な一日
悲惨な航空機墜落事故が起こる。その墜落直前、911を通じてアビーは機内にいた男性から妊娠中の妻への伝言を受け取っていた。墜落現場は海上、沈没までのわずかな時間で一人でも多くの命を救おうと、救急隊は奔走する。救助活動を終え、ある親子が涙の再会を果たす様子を目にした時、ボビーに限界が訪れる。後日、連絡がつかない彼を案じたヘンとバックが自宅を訪ねると、生活感のないアパートで泥酔し眠る彼の姿があった…。
エピソード5
過去の呪縛
仕事から帰ったアビーがうたた寝をしている間に、アルツハイマーの母が家を抜け出し行方不明になる。翌朝、情報を募る連絡を受け心配したバックが家に駆けつけ、思いがけない形で2人は初対面を果たす。そしてバックは、母親の捜索中も別の現場に駆けつけた際も常に冷静に仕事をする彼女に興味を持ちはじめる。一方、仲間にすら心を閉ざしていたボビーは自分のスタンスに迷い、誰にも打ち明けられなかった自らの過去を神父に語り始める。
エピソード6
バレンタインの悲劇
バレンタインの夜、近隣で喧嘩をしていると通報を受けたアシーナが駆けつけた家には、ついさっきフラれたと訴える女性がいた。優しい言葉をかけ一度は立ち去ったアシーナだが、連絡を受け再び彼女の家を訪ねると、何かがおかしいことに気がつく。消防署ではチムニーの復帰歓迎会が開かれ署内はお祝いムード。念願のデートに繰り出したアビーとバックだったが、思いもよらない事態に陥りロマンチックな夜が一瞬にして救急現場となる。
アンジェラ・バセット
ピーター・クラウス
コニー・ブリットン
オリバー・スターク
アイシャ・ハインズ
ケネス・チョイ
ジェニファー・ラヴ・ヒューイット
ライアン・ガスマン
Corinne Massiah
マークアンソニー・リース
Gavin McHugh