『デュエリスト』のハ・ジウォン主演、17世紀末の朝鮮王朝を舞台にしたラブアクション。
エピソード1
第1話
左捕盗庁(警察)の茶母(下働き)であるチェオクは、女性たちが関わった事件の調査を担当する捕庁所属の官婢だ。良家の令嬢殺人事件はチェオクの機転で犯人が特定されるが、従事官であるファンボ・ユンは捜査に無理があったと、むしろチェオクを咎める。 国の根本を揺るがす危険な犯罪、偽金が出回ると、捕庁は密かに捜査に入る。チェオクは男装して京畿道に偵察に向かい、全国津々浦々、捕校たちが潜入するのだが・・・ チェオクはソンベクと初対面する。一行を率いて歩いていたソンベクは、男装はしてもチェオクは女だということと、武術の実力が尋常でないことを感じ取り、正体が気になって密かに後を追う。
エピソード2
第2話
一歩遅れて現場に到着したユンとウォネがソンベクを誤解して刀を向けるが、すぐにお互いの剣術を見抜いたソンベクとユンは緊張し、チェオクの証言により恩人だとわかると刀をしまう。ソンベクはチェオクが捕庁所属の茶母だと知ると忽然と姿を消し、ユンは彼が伝説の侠客ファン・ヒョンギの弟子だと推測する。 滝の水に浸かったチェオクは、幼い頃の母への想いに耽る。彼女の幼少時の名前はチャン・ジェヒだった。副提学をしていたチャン・イルスン大監の元で14歳になった兄と幸せに暮らしていた7歳の少女ジェヒ。父が逆賊と見なされ一家はばらばらになり、母の生死もわからず、兄ジェムとも別れてしまった。 捕庁に着くと、遅くまでチェオクを待っていたユンが刀を持つよう言い、短刀を握ったチェオクの手首を打って刀を落としながら「俺はお前にとって何だ」と聞くが、答えられないチェオクに腹を立てる。幼い頃、チェオクに初めて会った時のことを思い出すユン。
エピソード3
第3話
偽金情報を追って殺された情報員の店に弔問に来たユンとチェオク一行は、被害者の服と草履から証拠を見つけ、サムゲ港に向かう。 ビョンテクが父の賄賂で受け取った本物の天然高麗人参を持ってきてチェオクに渡し、チェオクは捕校部長のチュワンと高麗人参売りの兄妹を偽装し・・・ 1本百両の貴重な天然高麗人参を見ようと居酒屋に人が集まり、盲人に変装したソンベクも人ごみに紛れるが・・・あれこれ交渉が続く中、病弱な老母のために人参を十両で売ってくれと懇願する男性が現れると、ソンベクが割り込んで人参専門家のふりをして人々を惑わせておいて、人参を盗み取る。 チェオクが気付いて追いかけるが、ソンベクは人参を貧しい男性と老母に渡して消えた後で、チェオクは人参を返す男性に五両だけ出すよう言い、未練なくあげてしまう。隠れて見守っていたソンベクは、気概に劣らず心もきれいだと、先に縁を結べなかったことを悔やむ。
エピソード4
第4話
偽金を見つけ出し犯人グループを捕まえて誇らしげなチェオクに、ユンは危ないところだったと激しく怒る。チェオクは、迷惑をかけたなら捕庁を去ると言って、捕庁所属身分証を置いて未練なく背を向ける。 慌てたユンは落ち着きを取り戻すと、他の捕校たちに偽金通用のトップに見える旅閣の主人と残党を捕まえるよう命令する。ウォネはサムゲ渡し場で偽金を通用させる連中のトップである旅閣主人カッチュルを捕まえるが、商品代金で受け取った金が偽金だと知らずに使ったという自白しか聞けない。 結局偽金捜査はまた振り出しに戻り、チェオクは捕庁を去り居酒屋に行き、官奴婢文書が移されるのを待機する。
エピソード5
第5話
マ・チュクチとカッチュルは脱獄し、外で待機していたチェオクに会う。ソンベクもカッチュルを救うため見張っていたところに、ユンが捕庁の兵士を率いて脱走者を捕まえようと駆け込み発砲命令を下すと、降り注ぐ砲火の中で彼らを救い出し、チェオクと再び向かい合う。 山砦に帰ってきたソンベクはダルピョンと気まずい対立をし、カッチュルは様子を見ようと言いながら拳を震わせる。潜入に成功したチェオクとマ・チュクチもまたダルピョンの罠に掛かるが、チェオクの正体を知るソンベクが率先して庇い、知らん振りをしながら去れと言う。
エピソード6
第6話
山砦の辺りで居酒屋を営みながらチェオク一行の一報を待つウォネたちは、鳩を利用して消息をやり取りするが、何の進展もなくやきもきする。夜にこっそり山を下りてきたチェオクは、山砦に兵士が多すぎて偽金を作る道具を見つけられないと事情を話し、山砦地形図を渡す。 一方、左捕庁には辞職したユンの後任にチョ・チオが従事官として赴任する。
ハ・ジウォン
キム・ミンジュン
イ・ソジン
イ・ムンシク
イ・ハヌイ
クォン・オジュン
イ・ジェギュ
Jeong Hyeong-su