ブラッキッシュ

広告代理店の重役であるドレは、昇進を心待ちにしている。彼の会社では初の、黒人の上級副社長の誕生となるのだ。麻酔専門医のレインボウもドレの昇進を楽しみに待っている。一方、ジュニアがユダヤ教に改宗すると言い出す。友達みんなと同じく、ユダヤ教の成人式をやりたいというのだ。

レインボウがジュニアに「話」をしてしまっていたので、がっかりするドレ。レインボウによれば、その役目を果たすにはドレは堅すぎるのだ。そこでドレは自分流の「話」を息子に語ることで問題を是正しようと考えたが、すぐに、余計なことをしたと後悔するハメになる。セックスについてジュニアから質問攻めにされ、キレそうになるのだ。

ジュニアが黒人同士の「目くばせ」について何も知らないと気づいたドレは、ジュニアの友達に黒人の子供を増やすため友達の輪を広げようと決める。一方、幼いダイアンが医師になりたいと思うように、レインボウは、職場である病院にダイアンを連れていくが、結果として最悪の日になってしまう。

ドレはレインボウの「母親」の仕事を１週間代行することにしたが、子供たちの学校で絶賛され、調子に乗ってしまう。そして誰にも負けたくないと限界に挑む。

ドレとレインボウはもう子供たちをたたかないと言ったが、ジャックが反抗したのでその約束を白紙撤回しそうになる。ゾーイ、ジュニア、ダイアン、そして当のジャックは、両親が約束を破るのではないかと不安になる。

ドレはお祭りの楽しみが台なしにされることを恐れている。いたずらのとっぴさを競うのがジョンソン家のハロウィーンの愉快な伝統なのだが、子供たちのうちの年長組がこれに乗り気でないのだ。