兄マリウスの麻薬取引に同行したロビンは、警察の急襲作戦に巻き込まれて兄を失い、自らも関係者として逮捕される。６年後、ロビンは仮釈放の日を迎え、弁護士を目指して心機一転しようと誓っていた。しかしマリウスと組んでいたペーテルは、警察に自分たちの金を奪われたと考え、復讐するためにギャングを再集結させる。そしてロビンのもとにもギャングのメンバーであるヴェラが訪ねてくるのだった。

ヴェラたちは急襲後にスピード出世を果たした警官トム・カールセンに目をつけ、彼の動向を探ることに。元薬物依存症のダンは、その調査の中で再び薬物を手にして葛藤する。一方、森の中で不審な死体が発見されたにもかかわらず、トムが捜査を打ち切ったことが分かり、ロビンたちは何か事情があると考えて現地へ。その後、死体を見るために法科学研究所の監察医に接触する。

検察官のクリスが資料室に飛ばされた一方、監察局はトムの責任を追及しないことが分かり、ヴェラはクリスを味方につけるべく接触を図る。さらにストリッパーのレナがトムの情報提供者であることを突き止め、レナを買収してストリップクラブに盗聴器を仕掛けることに。一方、父から仕事を任されたロビンは張り切って資料を作るが、その後冷たくあしらわれてしまう。

ストリップクラブに仕掛けた盗聴器が店主のロアールに発見され、おびき出されたエリカは監禁されてしまう。エリカを捜すためにクラブに出向いたヴェラたちは、ロアールの母親がいくつかの事業を経営していることを突き止め、その事業に使われている倉庫に侵入。しかしすでにエリカの姿はなく、ヴェラたちは２００万クローネの身代金を要求されるのだった。

拉致されたエリカを救出したものの、警察に圧力をかけられたヴェラやダンは、トムの思惑どおり仲間内で対立してしまう。一方、トムの情報提供者から話を聞いた検察官クリスは過去の事件を洗い直し、捜査に法則性があることに気付く。その情報を手掛かりに調べを進めたヴェラたちは、ついにある事実を突き止める。そんな中、父の食事会に参加したロビンは、思わぬ客の来訪に戸惑いを隠せないでいた……。

ペーテルが刑務所から釈放され、ロビンはラデゴールからペーテルを監視するよう命じられる。エリカはＴＬＴという会社が警察と不動産業界の癒着に関係していると考え、オフィスに侵入することを提案。しかしロビンが事前に情報を流していたため、ＴＬＴの関係者たちは跡形もなく消えてしまう。その一方で、検察官クリスの家に何者かが侵入する。