2022年1月。敏腕弁護士の何正鈺 (ホー･ジョンユー) は、友人で人気女優の伍吉榕 (ウー･ジーロン) の離婚訴訟を担当する。しかし、伍吉榕が「証拠は全てウソ」と訴訟を取り下げ、世間の信頼を失い、事務所も解雇されてしまう。やむなく古びたアパートに引っ越すが、その部屋で異変が起き…。一方、放送局で働く陳嘉嵐 (チェン･ジアラン) は、エース記者を夢見て仕事に励んでいた。

夜、アパートで出くわした何正鈺と陳嘉嵐は、お互いに自分の部屋だと主張する。賃貸契約書を確認すると、何正鈺は2022年1月、陳嘉嵐は2021年7月に契約していた。2022年にもかかわらず「今は2021年9月だ」と主張する陳嘉嵐を、何正鈺は記憶喪失と疑う。そして陳嘉嵐は何正鈺を大家と手を組んだ不審者と警戒する。

伍吉榕の夫･姜盛豪 (ジアン･ションハオ) が陳嘉嵐の幼なじみと知った2022年の何正鈺は、面会を拒否されている伍吉榕に会うために陳嘉嵐を利用しようと引っ越しを思いとどまる。一方、2021年9月、陳嘉嵐は不動産大手の費 (フェイ) グループと住民たちの再開発を巡るトラブルを取材し始め、費グループ側の弁護人である何正鈺と対立する。