シカゴ消防局第51消防署の消防士、救助隊員、救急隊員にとって、これほどストレスと危険が多く、しかしやり甲斐があり爽快な職業はない。

アンディ・ダーデンの命を奪った火災で負った肩の重傷を隠し通すセヴァライド。罪悪感と戦いながら、倒壊した建物に閉じ込められた建築作業員の救助にあたる。消防士仲間で恒例のバーベキュー・パーティーにダーデンの妻ヘザーが姿を見せて、夫の死はセヴァランドの落ち度だと責める。ハンコック・タワーで事故が起きて出動。窓拭き職人のゴンドラが壊れて落下した破片の下敷きになった自動車の中から若者を救出することになる。一方、ケイシーとハリーは一緒に未来を築けるか悩む。

飲酒運転者が自動車を衝突させて、16歳の少年がマヒ状態に。飲酒運転していたのは汚職刑事の息子だった。公にするかどうかケイシー次第だ。コネも多く職権を乱用するヴォイト刑事に圧力をかけられ、さらに脅迫されるケイシー。真実を語ろうと決意し、ヴォイトと対決することに。一方、局長の新しいアシスタントに迫られるセヴァライド。頚椎を骨折したと診断される。治療しないと治らないかもしれないが、医師のアドバイスを無視して仕事を続ける。また、ミルズは母親のレストランを手伝うべきか、父親のように消防局に常勤するべきか悩む。

倉庫火災で現場から避難するよう隊員に命令したボーデン署長（イーモン・ウォーカー）。ホームレスの男性を見捨てて死に至らせたと責められる。マスコミに非難され、消防局内にも苦い雰囲気が漂う。一方、セヴァライド（テイラー・キニー）は隣人との揉め事に悩む高齢の女性を助ける。ヴォイト刑事（ゲスト・スター、ジェイソン・ベギー）は息子の飲酒運転に関して証言するのをやめさせようと、ますますケイシー（ジェシー・スペンサー）を恫喝する。レズリー（ローレン・ジャーマン）は出動先で、元恋人クラリス（ゲスト・スター、シリ・アップルビー）に出くわす。クラリスは結婚しており、夫も一緒だ。レズリーはかつての失恋を思い出してしまう。ハロウィン・パーティーでの救助要請に出動するハーマン（デヴィッド・エイゲンバーグ）。激怒することになる。他に主演はモニカ・レイモンド、チャーリー・バーネット、テリー・リーヴス。

嫌がらせを続けるヴォイトと対決するケイシー。一歩も譲らない決意だが、報いを受けることになる。ガブリエラは現場での処置が原因で懲戒処分に直面する。セヴァライドは建設現場での救助作業中に、腕が思うように動かせなくなり、かつての恋人であり医薬品業界に勤めるアナに助けを求める。

ガブリエラは停職処分になるのだろうか。懲罰委員会に審査されるきっかけとなった処置で命を救った少女から救いの手をさしのべられる。ケイシーに証言を撤回させようと手段を問わないヴォイト刑事に、ケイシーの我慢は限界だ。それでも、アパート火事の最中に、自らの命をかけるケイシー。それが思いがけない結果に。