舞台は２０２２年８月の英国マンチェスター。忙しく働くことを良く思わない夫を持つ小児科専攻医マリアム、妻子ある男性の子どもを未婚で産んだ外科専攻医キャサリン、夫の浮気に直面する急性期内科専攻医ヘレンの３人はシニアレジデントであり、国民保健サービス（ＮＨＳ）所属の公立病院で働く同僚であり友人同士だ。育児休暇を終えた３人は職場復帰するが、マリアムは初日からオンコール担当になり……。

キャサリンは「エリスの父親でありたい」と言ってスウェーデンから来るラースを空港まで喜んで迎えに行く。ところが、ラースは妻ブリギッタとともに現われる。一方、マリアムは、指導医のスーザンから、エドワードのことで医療責任を調査する内部調査委員会が立ち上がることを告げられる。そしてヘレンは、酔っててんかんの発作を起こしてケガをした１０代の青年を治療するが、彼はヘレンの異母姉デビーの息子カラムだった。

キャサリンはラースがエリスの父親であることを認めるスウェーデン語の書類にサインをする。これでエリスはスウェーデンの市民権を得ることに。一刻も早く指導医になりたいキャサリンはラース夫妻の協力に感謝するが……。一方、マリアムとラズ夫妻は養子縁組サポートチームのクレアと面談。不安な部分を正直に相談したことでラズを怒らせてしまう。そしてヘレンは「マギーの具合が悪い」という連絡を小学校から受ける。

マリアムが通うモスクの友人たちが「レディース・ナイト」を開催すると知ったキャサリンは、マリアムに頼み込んで同行させてもらう。睡眠不足が続くマリアムは渋々参加するも、同世代の友人とのおしゃべりで少し気持ちが軽くなる。その後パーティーを抜け出すと、路上で胸を刺され心肺停止状態になっていた１０代の少年に出くわす。一方、ヘレンは急性期内科で責任者として夜勤シフトに入り、さまざまな対応を迫られ……。

指導医の面接選考日を翌日に控えたキャサリンのもとへ、スウェーデンからラースがエリスを送り届ける。その夜、エリスが発熱し、キャサリンはほとんど眠れないまま選考日を迎える。一方、養子縁組の件でラズとの関係がギクシャクしているマリアムは、サイモンとともにオピオイド依存症のレイラの分娩に立ち会い、パニック発作を起こしてしまう。そしてヘレンはガイがオンコール中に飲酒していたことをガイの上司に報告する。

ガイの行為に感情を爆発させるヘレンだったが、キャサリンやマリアムに支えられて気持ちを収めていく。また、テッサに背中を押され、ガイの代わりに急性期内科の指導医になることを決意する。一方、指導医になれず落ち込み、仕事と子育ての両立で悩むキャサリンに、ラースはエリスをブリギッタと育てる提案をする。そしてマリアムはエドワード死亡事故調査委員会に出席するが、そこにキャサリンも参加し……。