ラヴクラフトカントリー 恐怖の旅路

1955年のシカゴ。朝鮮戦争より帰国したアティカスは、行方不明の父から届いた手紙を手掛かりに父を探す旅に出発。伯父のジョージ、友人のレティとの旅は、行く先々で人種差別などの苦難が待ち受けていた。

モンスターの襲撃を逃れた3人は、謎めいた豪邸に到着。彼らが来るのを待っていたと話す白人男性に手厚くもてなされる。戸惑いを覚える3人は豪邸内でいくつもの異変に気づき、アティカスはある事実を知る。

旅から帰ったレティは、シカゴの白人が住む地域に古びた屋敷を買い、黒人のための下宿屋を営もうと姉のルビーを説得する。レティは、すぐに近所の白人たちから嫌がらせを受け、家の中で不可解な現象を感じ始める。

アーダムの豪邸で出会った謎の女・クリスティーナがレティを訪ねてくる。彼女はレティの家にあるはずの太陽系儀を捜していた。身の危険を察知したレティは、アティカス、モントローズと共に行動を起こす。

ルビーはウィリアムと一夜を過ごした翌朝、体に異変が生じる。その変化をほんのひと時の間だけ味わってみるルビーだったが、代わりにウィリアムとクリスティーナからあるミッションを託される。

1949年。朝鮮戦争下の韓国、テグ。地元の看護学生・ジアは、ある事情で100人の男性を家に連れ帰ることを母親に課されていた。ある日、看護学生数名が共産主義者摘発のため米軍に連行され、ジアの親友が殺される。